歯並びを美しく整える矯正治療

歯並びの乱れが気になり、思い切り笑えなかったり、口元を見られるのが嫌だったりする方もいらっしゃるかと思います。歯列をきれいに整える矯正治療は、見た目を美しくなることはもちろんのこと、咬み合わせを正すことによって全身の機能改善にもつながることもあります。

こちらのページでは、町田市にある何でも聞けて気軽に通える地域の歯医者「むつみ歯科医院」が矯正歯科についてご説明します。

歯並び・咬み合わせを正すことの重要性

歯並び、咬み合わせが悪いと食べ物をしっかりと咬み砕くことができません。また、発音が悪くなりコンプレックスにつながることもあります。歯みがきがしにくい部分があるため、汚れが残りやすくむし歯や歯周病、口臭の原因にもなります。

そのほか、歯の生え方によっては歯が折れてしまったり、顎関節に負担をかけたり、唇や頬にけがをしやすかったりすることもあります。自分の歯並びは大丈夫か鏡を見てチェックしてみましょう。気になることがあればすぐにご相談ください。

こんな歯並びは要注意！

不正咬合	歯の状態	症状
上顎前突 （じょうがくぜんとつ）		いわゆる出っ歯と呼ばれ、日本人に多くみられます。上顎が前に突き出ているケースと歯が前に出ているケースに分けられます。
下顎前突 （かがくぜんとつ）		上の歯よりも下の歯が前に出ているためしっかりと咬むことができず発音にも影響を与えます。反対咬合や受け口とも呼ばれます。
上下顎前突 （じょうげがくぜんとつ）		上下の歯が前に突き出ています。唇や口腔内を傷つける恐れがあったり、前歯が折れやすかったりします。また、唇が閉じづらく、口元がとがっている印象を与えます。
交叉咬合 （こうさこうごう）		一部の上下の歯列がずれ、前後が逆になっています。奥歯で物を咬む動作がしにくいだけでなく、歯の中心がずれるため顔がゆがんでしまうこともあります。
叢生 （そうせい）		乱杭歯（らんぐいし）とも呼ばれる歯列で歯の位置や向きがまっすぐではなく、重なり合って生えています。八重歯も叢生に分類されます。
空隙歯列 （くうげきしれつ）		顎の大きさに対して歯が小さかったり、本数が足りなかったりするため歯間に隙間ができる状態。「すきっ歯」と呼ばれ、目立つ、食べ物が挟まるという問題点があります。
開咬 （かいこう）		上下の歯の一部がしっかりと咬み合わずに隙間ができます。前歯が開いてしまう場合は食べ物を上手に咬み切れない、発音が悪くなることがあります。
過蓋咬合 （かがいこうごう）		咬み合わせた時に上の前歯が大きく下の歯に被さります。歯が歯ぐきにあたり傷つける恐れがあります。また、歯と歯が強く接触するため歯のすり減りが心配されます。

歯並びは見た目と体調に影響します

口は顔のパーツの中でも目立つ箇所であり、また白い歯列はとても存在感があります。そのため歯並びの乱れは、コンプレックスにつながることも多いです。しかし、歯並びの乱れは見た目のストレスだけでなく、放置すると以下のような健康被害へつながる恐れがあります。

• 食べ物をうまく咬み切れない
• 咀嚼（そしゃく）が十分にできないため消化器へ負担がかかる
• 歯みがきがしにくくむし歯や歯周病になりやすい
• 発音がうまくできない
• 顎に負担がかかり顎関節症になることがある
• コンプレックスから消極的な性格になってしまう

お子様だけでなく、ご自身の歯並びで心配なことがありましたら、当院にお気軽にご相談ください。矯正歯科治療で歯並びをきれいに整え、心と体の健康を取り戻すお手伝いをいたします。

メタルブラケット

	歯列を矯正するために用いられるもっとも一般的な金属製の矯正装置です。
	メリット	強度に優れている 薄く加工ができる コストを低く抑えられる さまざまな症例に対応できる
	デメリット	銀色で目立ってしまう 金属アレルギーの心配がある 食事や歯みがきなど慣れるまで時間がかかる

セラミックブラケット

	白や半透明の素材、セラミック製のため目立ちにくい矯正装置です。
	メリット	白や半透明のため歯になじみ目立たない さまざまな症例に対応できる
	デメリット	強度はあるが、メタルブランケットに比べるとやや劣る メタルブランケットよりも多少費用がかかる

マウスピース

	他の方法とは異なりワイヤーで固定しません。透明なマウスピース型です。
	メリット	透明のため目立たない 取り外しが自由 食事の時は取り外せる 歯みがきの時にも外せるため口腔内の清潔さを維持できる 装着時の違和感や不快感が少ない
	デメリット	装着時間を守らなければならない 症例によっては対応できない